
明日1月20日は大寒です。
一年でいちばん寒さが厳しくなるころ。
「三寒四温」という言葉のように
寒い日が三日続くとその後の四日は暖かくなり
寒い中にも少しだけ春の気配を感じられます。
この時期の旬なものをご紹介させていただきます。
木:南天
「難を転じて福となす」
という意味に通じることから縁起が良いとされ
正月飾りなど祝事に使われています。
さらに、南天実には咳止めの効果があり
古くから薬用として利用されていました
魚:鰤
大きくなるにつれて呼び方が変わる出世魚の鰤。
脂の多い魚であることから「アブラ」が変化し
「ブリ」という名前になったと言われています。
果物:金柑
実は小さいですが、皮ごと食べれるため
ビタミンCをたくさん取ることができます。
赤みが強く丸くて形の良いものを選ぶとより美味しくいただけます。
野菜:牛蒡
ごぼうは身体の毒素を排出してくれるため
血液が浄化され、むくみの解消やお肌の調子を良くしてくれます。
毎日の摂取には「ごぼう茶」がおすすめです。
行事:節分
立春の前日のことで「季節を分ける」という意味があります。
季節の変わり目には鬼がでるといわれたことから
「鬼は外、福は内」と豆をまく慣わしや
柊と鰯の頭を玄関に飾る習慣ができました。

1月は、お正月や鏡開きなどで
おもちを頂く機会が多い月ではないでしょうか。
お雑煮・お汁粉・揚げ餅
シンプルに焼いてお醤油とお海苔
美味しい食べ方がたくさんありますね😋
その中でも、お汁粉の「小豆」には
ダイエット効果や健康効果があるそうです。
【炭水化物の代謝】
小豆に多く含まれるビタミンB1には
炭水化物の代謝をサポートする働きがあります。
積極的にビタミンB1を摂取することで
炭水化物の代謝がスムーズにおこなわれ
蓄積される前にエネルギーとして消費されるようになるそうです。
【むくみ対策】
小豆は、カリウムを豊富に含む食材。
カリウムはナトリウム(塩分)と深いつながりがあり
両者のバランスによって体内の水分バランスが変わってきます。
ナトリウムを過剰摂取すると細胞内に水分が溜め込まれ
むくみの原因になりますが、カリウムを摂取することで
増えすぎた分の塩分を体の外へ排出し、むくみ対策へとつながります。
【疲労回復】
ビタミンB1には炭水化物の代謝をサポートする働きがあるとありましたが
実は疲労物質の代謝を助ける働きもあるんです。
運動をすると、「乳酸」という疲労物質が体内に生成されます。
ビタミンB1には、乳酸の代謝を促してエネルギーに変換する作用があるので
すみやかな疲労回復をサポートしてくれるそうです。
毎日三度頂くお食事も口にするもので心身共にもかわると言われています。
自分のために、口にするものにも気にかけながら過ごされてみてはいかがでしょうか。